中小企業診断士登録までの2つのルート

中小企業診断士

中小企業診断士登録までの2つのルート

下記2ルートが用意されています。

・パターン①:通常ルート
・パターン②:第1次試験合格後に養成課程を受講修了するルート

登録までの流れは次のようになっています。

中小企業診断士ルート

(注1)実務従事及び実務補習について

登録申請をする為には第2次試験合格後3年以内にトータル15日間以上の診断実務に従事する必要があります。
しかし、実際にはコンサル関連の企業に所属していなければなかなかこの条件を満たすことは困難です。
ということで受講修了すれば実務従事15日以上とみなしてもらえる実務補習という制度が用意されています。

2019年2月時点での登録実務補習機関は以下の通りです。

登録実務補習機関
一般社団法人中小企業診断協会
株式会社実践クオリティシステムズ

(注2)2019年2月時点での養成機関は以下の通りです。

養成課程の内容は実施機関毎に異なりますので詳細に関しましては下記各養成課程実施機関にお問合せ下さい。

養成課程実施機関
独立行政法人中小企業基盤整備機構中小企業大学校東京校
登録養成課程実施機関
法政大学
公益財団法人日本生産性本部
株式会社日本マンパワー
名古屋商科大学
一般社団法人中部産業連盟
東海学園大学
東洋大学
千葉商科大学
兵庫県立大学
城西国際大学
一般社団法人福岡県中小企業診断士協会
札幌商工会議所
日本工業大学
大阪経済大学

さて、この養成課程を受講するルート、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?

養成課程受講修了ルートのメリットとデメリット

メリット

合格率約20%の2次試験を回避できます。

2次試験は筆記(論述)と口述で構成されています。筆記合格後の口述試験は合格率ほほ100%ですが、論述は経営戦略・経営管理に関する論述問題ですからかなりタフな試験になります。
7分野の正確な知識に加え問題解決力、それをまとめ上げる文章能力も問われます。その試験を回避できるメリットは多大です。

比較的短期間でほぼ確実に中小企業診断士になることができます。

100%合格とは言えないまでもまじめに通学していれば余程のことがない限り落とされることはないようです。
養成課程の受講期間は養成機関にもよりますが半年から2年です。
ほとんどが平日の昼間の授業ですが、養成機関によっては平日夜間や休日に授業がありますから会社に勤めながらの受講も可能です。
時間に余裕がある方であれば最短で受講開始から半年間で資格を取得することが可能です。

実戦的なスキルを身につけることができます。

授業にはケーススタディーや実際のクライアント相手の実習がカリキュラムに組み込まれていますのでより実戦的なスキルを身につけることができます

同級生同志の診断士ネットワークを形成できます。

ネットワークを通して仕事の依頼を受けるケースもあるでしょうし、逆に自分の仕事を手伝ってもらったりすることもできますのでネットワークを形成できるメリットは多大です。

大学系の養成機関ではMBAを同時取得できるところもあります。

日本においては海外の著名な経営大学院のMBAホルダーでも待遇面ではあまり厚遇されるわけではないので、日本の大学のMBAという肩書にどれだけの意義があるのかは少々疑問ですが、セルフブランディングに寄与するという点ではメリットはあるかと思います。

デメリット

金銭的コストの問題がまず第一。
養成機関ごとに異なりますが150万~250万程度かかってしまいます。

そして受講期間の問題。
金額同様養成機関ごとに異なりますが、最短で半年、通常は2年程要します。

あとデメリットということではありませんが、現状では養成課程実施機関が限られていますので、養成課程受講を選択したくても通学できる方が限定されてしまうという問題点が存在しています。

まとめ

養成課程受講コースに関しては費用と通学等の問題で選択する方はまだまだレアーかと思いますが、その辺の問題をクリアーでき、かつ本気で中小企業診断士としての独立を目指す方には十分検討に値するルートかと思います。

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