資格力:宅建士関連の講習(登録講習・登録実務講習・法定講習)について

宅建士関連には、下記の3つの講習が存在します。
登録講習
登録実務講習
法定講習
順に説明していきます。

登録講習

概要

5点免除講習」とも呼ばれている講習で、宅地建物取引業に従事している方対象の講習です。

講習を修了して「登録講習修了者証明書」の交付を受ければ、以降3年間に実施される宅建士試験において50問中の最後の5問が免除され、その5問については正解扱いとなります。

宅地建物取引業従事者にとってはかなり有利な制度ですね。

実際、免除された方の合格率は一般の方よりかなり5%前後高くなっています。

講習対象者

受講申請時以降受講修了日まで、
宅地建物取引業に従事
「宅建業従業者証明書」を所持
上記2条件を満たしている方が対象です。

「登録講習修了者証明書」交付を受ける為の要件

通信講座の受講
講座終了後のスクーリング(2日で10時間の講義)への出席
修了試験合格(7割以上の正解)
上記3条件を全てクリアーした段階で交付されます。

講習内容

免除される5問の出題範囲である
宅地及び建物の需給に関する法令及び実務に関する科目
土地の形質,地積、地目及び種別たら日に建物の形質、構造及び種別に関する科目
が中心となっています。

講習費用

10,000円前後、登録講習実施機関毎に異なります。

講習実施機関

講習は国土交通大臣の登録を受けた登録講習実施機関において受講できます。
講習の詳細等は登録講習実施機関に問い合わせして下さい。
登録講習実施機関は国土交通省のHPで確認できます。

登録実務講習

概要

登録講習と混同しやすいのですが、
登録実務講習は宅建資格登録要件の一つの「実務経験2年以上」を満たせなかった場合に受講・修了しなければならない講習です。

講習対象者

宅建士資格試験合格者宅建資格登録要件の一つの「実務経験2年以上」を満たせなかった方

「登録実務講習修了者証明書」交付を受ける為の要件

通信講座の受講
講座終了後の2日間のスクーリングへの出席
修了試験合格(8割以上の正解)
上記3条件を全てクリアーした段階で交付されます。
修了試験に合格すれば修了証が交付されます。
合格率は99%、普通に受講していれば問題なく登録実務講習修了者証明書は交付されます。
登録実務講習修了者証明書の有効期間は10年ですので要注意ですね。

講習内容

物件調査手法、重要事項説明書・契約書作成方法の演習等、取引実務中心の内容です。

講習費用

20,000円前後、登録実務講習実施機関毎に異なります。

講習実施機関

国土交通大臣の登録を受けた登録実務講習実施機関において受講可能です。
登録実務講習実施機関は国土交通省のHPで確認してして下さい。

法定講習

概要

宅地建物取引士証(有効期間は5年)の交付をうける際に必要となる講習です。

講習対象者

宅地建物取引士証の更新(注1)を希望する方
宅建士資格試験合格後、資格登録までの期間が1年以上経過し、かつ宅地建物取引士証の交付を希望する方
宅地建物取引士証の有効期限が切れている状態で宅地建物取引士証の交付を希望する方
(注1)
更新を希望する方は有効期限日の6か月前から有効期限日までの間に本講習を受講しなければなりません。

講習内容

改正法令や新判例がメインです。
講習時間は6時間程度。
講師による講義形式で行われ修了試験はありません。講習終了後、新しい宅地建物取引士証が交付されます。

講習費用

16,500円です。(2019/1/27現在)

講習実施機関

各都道府県知事の指定を受けている下記機関において受講可能です。
社団法人 都道府県 宅地建物取引業協会
社団法人 全日本不動産協会
一般社団法人 不動産協会
社団法人 日本住宅建設産業協会

まとめ

以上、3講習について簡単にご説明させていただきました。
それにしても、「登録講習」は宅地建物取引業に従事されている方にとっては有難い制度ですね。
受講料支払いのデメリットはあるにしてもあまりある恩恵を受けられる制度です。
「登録講習」、受講しない手はないですね。

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